2022年7月から自転車保険の加入が義務化されますね。
子供が学生の時は、それぞれ学校で取り扱っている保険に家族で入っていましたが、卒業してからは、気が付けば入っていない(;^_^A
自転車保険て山のようにあって、どこを選べばいいか迷いますよね。
示談を扱う保険業界に勤めている知り合いに聞いた
自転車保険を選ぶときの
4つのチェック項目を紹介したいと思います。
自転車で事故を起こしたら・・・
少しショッキングな事を最初にお見せします。
これが、自転車事故による高額賠償事例です。
これは、数年前の事例しかありませんが、裁判になると時間がかかるので、直近のはみれませんでした。
このように、子供であっても、高額な賠償額を支払うよう保護者である親に請求がいきます。
払えない・・となると
- まず裁判所から「支払い命令」が届く
- 「支払い期限日」が決定される
- 「期限日」までに支払いが終了しない場合、次に「督促状」が届く
- 「期限日」が過ぎると、「遅延損害金」が加算(借入額×年率×滞納日数÷365日=遅延損害金)これ結構膨れ上がります。
- ここでまだできないと、「財産差し押さえ通知」がくる
- 最終的に財産差し押さえとなる。
人間にとって、「絶対」はありません。
私の地域でも、角で鉢合わせ・坂道でぶつかるなどなど事故を起こした例はたくさんあります。
では自転車保険を選ぶのに気を付ける4つの項目はどこでしょう・・。
自転車保険でチェックする項目1~対人賠償保証金額
「対人賠償保障金額」とは何か。
これは、自分が加害者になったときに大けがをさせた、または死なせてしまった時、相手に支払う金額を保証してくれている額です。
これは上記の賠償記録をみてもわかりますが、「最低でも1億!」
最近は賠償金額が上がってきている傾向にあるので、
「できれば3億」
「無制限」なら超安心です。なぜなら対人は一人とは限らないですよね。
でも、その分少し料金が上がります。
なので、現時点では「最低でも対人賠償金額は1億以上」でOK.
※コンビニ保険ではローソンの自転車保険が「無制限」です。
自転車保険でチェックする項目2~自分への補償内容
自転車事故って、自分自身もケガをしたり、最悪の事態になることもありえますね。
自分が被害者になったときの内容を確認しましょう。
この時、よく項目に「亡くなった時」の「死亡保険金額」ではなく
怪我や入院・手術することになったりしたときの保険金額
の方が大切です。
なぜか。
ほとんどの人って生命保険に入ってますよね。
生命保険てほぼ亡くなった時の項目はあって、そちらで補えるというわけです。
しかし、怪我や手術となると、程度によって、生命保険では補えないところも出てきますね。なので、少しでも足しになるほうがいい。
自転車保険のチェック項目~示談交渉してくれるか
「示談交渉」これ、とても重要です。
自動車保険て示談サービスは普通についてますね。
警察なんてほとんど何もしてくれません。
ショックを受けているときに、相手との交渉はとてもキツイものです。
そんなとき、間に入って示談交渉をしてくれるのは、本当に助かるんですね。
相手側に挨拶に行くときも助言してくれますし、あとは一度も会わずに事がスムーズに運ぶので、自分の事や家族の事に集中できます。
示談は、加害者のときだけではなく、被害者の時も弁護士が相手側と話し合いをしてくれます。
専門家に任せられるサービスがついているかいないか、必ず確認しましょう。
自転車保険でチェックする項目~最後はやっぱり料金
あれもこれも、っていってはいても、結局は続けて支払えるかになりますね。
高ければ、保証がしっかりしているのはもちろんですが、払いきれない金額を恐怖観念にかられて支払うのもよくないですね。
自分含め、家族が自転車を使う時間や範囲で考えるといいですね。
★どこにいくのも自転車。サイクリング大好きで旅行もいく。
★自転車を使う仕事
という場合はしっかり保障の7,000/年間程度の保険
★地域の買い物や、駅までの距離で・という場合は4,000/年間の範囲で。
使う範囲が決められているようだったら、どこが危ないか。夜と昼の違いを含めて考えてみてもよいですね。
お子さんたちは学校で進められている保険に入ると団体割引のため安くて保証のある程度ちゃんとしたものが多いと感じました。
大学生も、保険の中にほとんど保証ついてますね。
ただ、通学などに限られていることがあるので、そこはチェックしましょう。
自転車保険でチェックする4つの項目まとめ
今回の自転車保険の4つのチェック項目をまとめてみましょう。
- 対人賠償保険金額は最低1億
- 被保険者の怪我や手術などの場合の備え
- 示談交渉があるか
- 年間の料金
料金設定はあまり細かくなく、すっきりしている方が良いですね。
携帯でやっている保険や、ライン保険、コンビニ保険などある一方で、
今お持ちの生命保険に自転車保険がついていることもあるので、一度確認してから考えてもよいですね。
最後まで読んでいいただきありがとうございました。