きゃぴたるはあと
薔薇

無農薬でバラを育てる 樹形を知ろう2

こんにちわ!しゅのんです。

今回は、樹形の続きです。

前回にもお話ししましたが、樹形がわかるとバラが育った時の雰囲気が想像しやすくなります。

今回はバラの樹形の4パターンのうちの残りの【クライミング】と【ランブラー】です(^▽^)/

樹形その3、クライミング樹形

クライミングは、つるバラの樹形の一つです。クライミング樹形の枝は、木立のように太く枝元からまっすぐに立ち上がります。枝先に行くにつれて枝が細くなって3mから5mほど長く垂れ下がります。

略記号で「CI」と表記されます。有名な「ピエール・ドゥ・ロンサール」はこの樹形になります。

「CI」が入っているHT(ハイブリット。ティー)の枝替わりのつるバラ品種、つるブルー・ムーンのようなクライミング・ハイブリッド「CIHT」や、つるアイスバーグのようなくクライミング・フロリバンダ「CIF」があります。

有名な「グラハム・トーマス」「カクテル」はシュラブ系ですが、クライミング樹形と同じように管理できます。

広い壁面、アーチなど高さのある広い面積をカバーしたいときには、クライミング樹形が良いですね。枝元は太くてかたいので、低いフェンスに誘引するのは難しいです。

クライミング樹形の育て方

【クライミング】や【ラングラー】のつる系はほぼ春のみの一季咲きです。花が終わったら、シュートが伸びてきます。これを台風などの影響で折れたりしないように冬まで管理していきます。

冬になって、バラが休眠期になったら、土を替えて枝を誘引しなおします。

枝元に日が当たりにくくでも、枝先が日に当たるような環境ならしっかり育てられます。

殿堂入りしている「ニュー・ドーン」は花下が長いので切り花にもできます。

殿堂入りのバラとは3年に1回開催される世界バラ大会において選出する「世界中で愛されている名花」です。世界中のどんな気候環境でも育てやすい事と、人の普遍的美意識の観点から選ばれます。現在までに17品種選ばれています。2025年に広島の福山で開かれることになっていましたが、コロナで延期になってしまいました。

樹形その4、ランブラー樹形

ランブラー樹形はつる系のバラです。枝元か柔らかく細い枝先を6m以上、バラによっては10mになるものもあります。誘引しやすく使い勝手がよい魅力の樹形です。

「ハイブリッド・ムルティフロラ系統」と「ハイブリッド・ウィクライアナ系統」が主な系統です。小花を房咲にする品種が多く、一季咲きがほとんどですが、伸長力が強く、小さめの花が多いが花付きがとても良くこぼれるように咲くので、場所があればお庭のメインに飾ると華やかになりますね。

小輪から中輪、一重先から丸弁咲きのシンプルな花が多いです。色もピンク、白をはじめ、赤や黄色、赤紫にアプリコットなど多様です。微香の薔薇が多いです。耐病性で無農薬や低農薬で育てられるが、他の種類に比べ、つい多肥になりやすく、うどんこ病になりやすい。

ランブラー樹形の枝は柔らかくて曲げやすので、壁面でも、大型アーチでも低い位置のフェンスにも誘引できます。高いいちから枝垂れさせたり、ほふくさせてグラウンド・カバーのように使用もできます。

ランブラー樹形の育て方

ランブラー樹形は一季咲きなので、花は春のみです。花が咲いた枝は来年には花をさかせません。なので花が終わったら新しく伸びてきたシュートのみをのこして古い株は切り捨てます。

冬の休眠期にはいったら、土を入れかえ肥料を与え。夏に誘引してない枝があれば誘引しなおします。

こうやってみると、つる薔薇ってたわわに咲いて素敵ですし、手入れも簡単なので意外と初心者向きですね。

最初バラを選ぶとき【1年に1度咲く】より【四季咲き 1年のうち何度も咲く】ほうが魅力的にみえると思います。でも、【四季咲き】は次々やるべき作業があって難しいイメージになりがちですが、つるバラはとても単純なので素晴らしい花。とプラスのイメージになるので楽しく始められると思います。

つるバラを買うときの、ポイント

つるバラの苗は販売されるとき、【新苗】【大苗】【長尺苗】とあります。

  • 新苗 新苗は冬にしつらえて育ったもので春に販売されます。1年後に花が咲きます。
  • 大苗 枝を短く切りつめた状態のものです。苗が流通するのは冬です。なので1年半後に花が咲くことになります。枝替わりでつる薔薇になったタイプの品種は、つる薔薇にならず木立樹形になってしまう場合があります。
  • 長尺苗 枝先を長いまま育てたもので、植え付けた次の春には花が咲きます。冬に植え付ければ、約6カ月で花が楽しめますね。木立樹形になる心配もないです。

長尺苗は、植え付けてから一番短い期間で花がみれますね。花が咲くまで時間がかかると育てられるか不安になる時は長尺苗が良いかもしれません。難点は値段が高めなのと、大きな荷物になってしまうので送料も高くなる可能性があります。通販では1年中扱いがあるようです。

つるバラは扱いがシンプルなので、失敗は少ないと思うので、其々のお考えで選んでくださいね。

バラとは違いますが、同じつる系のお花でクレマチスがあります。これも、大苗を購入したら来期に花をみます。鉢で冬まで過ごしながら、配置を考えるのも楽しいですよ。