寒くなってきましたね。
年末に向けてバタバタと忙しい時期ですが、バラのほうも
観察しながら栽培を楽しみましょう。
今回は11月・12月ごろのバラの様子と楽しみ方。そしてバラ作業について解説します。
11月・12月のバラの様子
この時期のバラは、開花も終わりに近づいて、冬の休眠期に向けてゆっくりと準備をしていきます。
開花から休息、そして休眠という感じに変わってきます。
暖かい地域と、寒い地域ではバラの状態もかなり差がでてきますが、
生育期ではないので、ゆっくりとバラを楽しめる時期ですね。
◎華の咲き方がゆっくりで春との色や香りの違いがある
◎一季咲きは葉が紅葉
気温が低いので、バラの開花がゆっくりになります。そして色合いが春とは全く違ったようになるものが多いので、それも楽しみの一つですね。
有機栽培をすると、香りも強くなる気がします。
春のように沢山咲いたりしないのですが、その分一輪咲くとこの季節独特のバラの魅力に
思わず「有難う💛」と言ってしまいますよ。
11月12月のバラの楽しみ方
ローズヒップ
バラには、花がらをそのままにしておくと、実をつけるものがあります。
これを「ローズ・ヒップ」といいます。
無農薬だと安心してローズヒップティーが作れますね。
ローズヒップはビタミンCがたっぷりでレモンの20倍ともいわれています。
他にビタミンEやビタミンP・リコピン・鉄分・カルシウムも豊富といわれています。
ローズヒップティーに向いているバラ:ドッグローズ スィートブライヤー
沢山とれた方は、乾燥するときに自然乾燥だとカビが生えることがありますので、気を付けてくださいね。
このレシピのように薄くスライスすると、乾燥が早いです。(ちょっと大変だけど)
11月12月のバラの作業
お花の処理の仕方
咲いたバラがちりめん状になってきたらシーズン終了の合図です。
早めに切って後は家の中で楽しみましょう。
花柄を切る時は、お花のすぐ下で切る感じです。葉を残して冬支度を整えてもらうためです。
花が綺麗なうちに切ったら、水に浮かばせて飾ってもステキですよ。
水遣り
水遣りはこの時期はまだ1日1回あげる感じです。
でも、時間帯に注意が必要です。午後の遅い時間は気温が下がってくるので、湿気が残りやすく病気の元になりやすいので、午前中の暖かい時間にあげましょう。
肥料
この時期は、栄養生長もほぼなく、休息期になってくるので、いつもより少な目くらいでいいです。
液肥も薄めにして1週間から10日に1回程度
有機のぼかし肥料は11月ごろまでで終えましょう。
リバイバル
リバイバルは有機土壌のバランスを保つものなので、
1000倍から1500倍(5リットルのジョウロなら5ccで1000倍ですね)で1週間から10日に1回程度潅水しましょう。
基本、お水を上げてからリバイバルや液肥をあげましょう。
ピキャットクリアにはCaをプラス
この時期はベト病などに注意が必要です。
カルシウムは植物を強くして糖の移動をサポートするので、ピキャットクリアにはCaを混ぜて葉裏に向けて噴霧しましょう。
しゅのんの総評
今回は、11月12月のバラの楽しみ方と、栽培の作業を紹介しました。
私はもっぱら咲いたバラを愛でるタイプで、部屋に一輪挿しを置いてます。
皆さんもj