漫画家のさいとう・たかを さんが 9月24日すい臓がんのためお亡くなりになりました。
長年日本の劇画界を引っ張ってきたさいとう先生。
さいとう・たかをさんといえば「ゴルゴ13」は有名で、理髪店には大体置いてありました。これは、一話完結で待ち時間でも読みやすいというと、作者が理髪店出身という経緯から親しみを込めているお店もあったそうです。
今回はさいとう・たかをさんを偲んで、ご本人の経歴とご家族のことを調べてみました。

プロフィール
- 本名 斎藤隆夫
- 生年月日 1936年11月3日 84歳
- 称号 紫綬褒章 旭日小綬賞
- 代表作 『ゴルゴ13』『サバイバル』
5人兄弟の末っ子として和歌山県に生まれのちに大阪堺市に引っ越します。
お父さんはも理髪店を放り出して写真家・画家・彫刻家など目指した挙句、挫折して家を出てしまったそうです。
仕方なく、お母さんは女手一人で子供を育てたため、苦労も多かったのでしょう。
さいとうさんの漫画家としての仕事を激怒し、理解してもらえなかったそうです。
申し訳ないとおもっていたのでしょうか。執筆室には亡き母親の写真が飾られていたそうです。
さいとう・たかをさんの会社はさいとう・プロダクションと出版部門のリンド社がありますが、
さいとう・たかをさんの亡き後も意思を引き継いで『ゴルゴ13』は連載を継続するようです。
さいとう・たかおさんのご家族
さいとう・たかをさんは3回結婚されているようです。
元妻の斎藤節子さんは「セツコ・山田」という漫画家です。
1942年生まれですから、今79歳ですね。
実践女子高を卒業後 初めて漫画が出版され、19歳の時に憧れのさいとう・たかをさんと知り合ってご結婚されました。
「1丁目のトラ吉」で日本漫画家協会優秀賞を受賞されています。
Twitterがありました。
https://twitter.com/setsuko_yamada/status/1311597646545522688?s=20
まだまだご健在で、挑戦される姿勢は見習わないといけないところです。
さいとうさんのお嬢様は3人いらっしゃるようなのですが、節子さんの娘さんはお2人です。
2人とも漫画家さんで、お姉さんは「すー」さん、妹さんは「ぷー」さんとして、同人誌・商業誌で活躍されています。
猫好きな娘さんたちと、現在は生活漫画を描かれているセツコさんのサイトがこちらです。
ちなみに、飼っている猫の名前が「焼きのり」と「もなか」なんて可愛いですね。
tweet
すーさんがお父様のさいとう・たかをさんの事をtweetされていました。
https://twitter.com/sue_hekokiya/status/1443122233409302529?s=20
ぷーさんも、沢山の方のtweetに答えてくださってました。
https://twitter.com/pooh_hekokiya/status/1443176961895899141?s=20
親って、子供の前に立っていろんな障害から守ってくれているですよね。
本当に有難い存在だとつくづく感じます。
しゅのんの総評
さいとうさんは、劇画家としてだけでなく、お父様としてもすばらしい方だったことが深いところまで伝わってきますね。
離婚されたけれど、セツコさんと娘さんを愛してやまなかったさいとう・たかおさん
御身お大事にされて、さいとう・たかおさんとの思い出を胸に、ゆっくり進んで欲しいです。
さいとう・たかおさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。