田中亮明さんは高校教師をしながら、アマチュアボクサーとして腕を磨き続け、
2021年、東京オリンピック男子フライ級で61年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました!
今回は、田中亮明さんの支えとなった妻や家族。高校教師ボクサーとなってオリンピック代表になるまでの経歴など調べてみました。
田中亮明のプロフィール
- 名前 田中 亮明
- 生年月日 1993年10月13日
- 身長 170㎝
- 中高 中京学院大学付属中京高等学
- 大学 駒沢大学
- 所属 中京高等学校 教諭 ボクシング部監督
- 家族 父 母 祖母 弟(田中恒成)妹
- 親戚 横井ゆは菜(フィギアスケート選手)
5歳から、空手。12歳でボクシングを始める。
高校時代、のちに世界王者となる井上尚弥と闘い4戦4敗。
駒沢大学ボクシング部に進んで、国民体育大会4連覇。全日本選手権でフライ級で通算3度優勝してます。
リオ五輪のプレ大会であるAquece リオ国際ボクシングトーナメントで金メダルを獲得するも、代表選考に落ちる。
プロボクシングとアマチュアボクシングの違い
普通アマチュアと言えば、プロの下という見方をしますよね。
でも、ボクシングの場合はルール自体が違ってきます。
- アマチュアのグローブがプロの物に比べて厚くて重い。
- 試合は3ラウンドしかない。
- なぜかレフェリーがやたら選手の間に割って入ってくる。
ある意味危険な試合なので、怪我を回避するためなのか。
だからKO勝利というのは、滅多にない。
簡単に優劣はつけられないんです。
調べて初めて知りました。ビックリです。思いグローブで戦うとはかなりの体力を必要としますね。ここだ!ていうときに相手と引き離されるなんて、ストレス溜まりそうです。
田中さんの弟の恒成さんは、世界最速で3階級を制覇したプロボクサーです。
弟は早い時期から頭角を現し、亮明さんが大学3年の時に、世界チャンピオンになった。
だったら自分はアマチュアで世界一になろうと思ったそうです。
リオ・オリンピックでの代表選手になれず
大学生のときのリオ・オリンピックの代表候補になれたが、結局世界最終予選で敗退します。
大学卒業後、母校の教師になりボクシング部の監督をしながら練習をかさねていきました。
フィジカルな面はトレーナーさんに。そして技術面はお父さんに。
そして、東京オリンピックの予選代表選考会でもある全日本のフライ級で優勝しました。
祖母
家族の支えはこんなところにも。
お母さんは小さい頃から沢山支えてもらっていたと思います。
そして、祖母の和代さんは孫たちの写真やポスターや雑誌を買ってくれています。
弟の恒成さんのほうは、大きく記事になりますが、アマチュアはなかなか見る機会がりまsせん。
それでも、どんなに小さい記事でも、掲載されること自体少なかった亮明さんの名前を見つけてペンを引いてくれていたそうです。
分け隔てなく接してくれている応援してくれる祖母にも喜んでもらいたい。そういう気持ちも原動力の一つだったとおもいます。
妻、百美さんの支え
大学時代からの付き合いだった妻の百美さん。
リオで選考に落ちた時は「もう辞めてもいいよ。頑張ったんだから。」と言ってくれたそうです。
でも、そう言われたらかえって強くなれました。
奥さんのおかげですね。
奥さんは毎日お弁当を作って持たせてくれるそうです。
遠征費など教師としての稼ぎでは賄いきれない部分を補うため、亮明さんのお父さんと地元企業などに呼び掛けてスポンサーを集めていきました。
そして、スポンサーになってくれた企業を載せたオリジナルTシャツまで作ったんだそうです。
こういうTシャツって連帯感が湧いてきますし、支えられているって思いますよね。
弟、田中恒成
弟の田中恒成は「怪物」とよばれ、世界3階級制覇を成し遂げたプロボクサーです。
子供のころから常に弟と比べられ、「弟は世界チャンピオン、おれは何者でもない」と周りには口にしていたそうです。
2020年12月31日、スーパーフライ級王者の井岡一翔と対戦し、TKO負けをし、プロはt黒星となってしまった。
落ち込んだ弟と、オリンピック代表になった兄。2人がタッグを組んで練習した期間。
そして、ついに亮明さんは、メダルを獲得しました。
オリンピックまでの戦歴
- 第66回国民体育大会少年の部フライ級優勝(2011年)
- 第67回国民体育大会成年の部ライトフライ級優勝
- 第68回国民体育大会成年の部フライ級優勝
- 第69回国民体育大会成年の部フライ級優勝
- 第85回全日本選手権大会フライ級優勝
- 2015年度年間最優秀MVP獲得
- リオ・デジャネイロ五輪のプレ大会金メダル
- 第86回全日本選手権大会フライ級優勝
- 2019 年ロシア国際トーナメント銀メダル
- 第89回全日本選手権大会フライ級優勝(2020年東京五輪予選・代表決定)
- 2021年東京五輪では、準々決勝でリオデジャネイロ五輪ライトフライ級銀メダリストのリバス・マルティネスに勝利し、メダルを確定させた。
しゅのんの総評
どの分野も、兄弟で比べられるってあるあるですね。
でも、家族がしっかりしていれば、そんなの関係ない、むしろ支えになる。頑張る原動力いなったりしますね。
自分の気持ちのブレをなくし、目標に向かって邁進した結果だと思います。
本当におめでとうございました。教えている生徒さんたちも喜んだでしょうね。
今回は
- 田中亮明さんの妻や家族について
- 高校教師ボクサーの銅メダルまでの経歴
など、調べてみました。最後までありがとうございました。

