「うちの寿司は歌舞伎界でいうとスーパー歌舞伎のような存在ですね」
北九州 戸畑という田舎から世界中に出かけてパフォーマンスを披露。
日頃はSNSで情報を発信。海外からのお客様も多い「照寿司」の大将 渡邉貴義さん。
渡邉貴義プロフィール
- 名前 渡邉貴義
- 生年 1977年
- 出身地 福岡県北九州市戸畑
- 高校 東海大附属福岡高校
- 大学 国際武道大学
- 現職 照寿司 3代目
中学・高校・大学と柔道に打ち込み、がっちりした体格の渡邊さん。
大学卒業後は地元のホテルなどで泣いたこともある修行を積んでお父さんが営む「照寿司」に入りました。
営業部門を経て、カウンター担当になり、パフォーマンスで評判を呼んでSNSでも話題に。
2019年マスターカードの広告ニューヨーク・タイムズ紙で渡邊さんが全面を飾りました。
同年、2度目のニューヨーク招待。ご褒美でグラミー賞授賞式に招待されました。
招待された時、料理人をリスペクトしてくれている対応を肌で感じた渡邊さんは、これからは日本で料理人の地位向上にも貢献していかなくてはと思いました。
渡邊貴義のパフォーマンスのすごさ
渡邊貴義さんは今までの寿司職人の枠を超えていると、思っています。
「自分の『壁』をつくる」
これは、自分には足かせがない
しいて言えば戸畑で三代目ということくらい。
だから自分で本やYouTubeで学んでいきました。
2020年には農林水産省が主催する「日本の食文化にこだわり、その文化を伝えることに尽力した料理人」に贈られる料理人顕彰制度「料理マイスターズ」を受賞
2019年から2020年の間にスウェーデン・マカオ・中国・タイ・アメリカで計7回のイベントを実施します。
2021年にはInstagramの認証バッヂを取得!
フォロアーは14万人をこえています。
そして、ファイドンという、アメリカの出版社が数年に一度選出する「新進気鋭の料理人100人」にも選出されました。
凄すぎませんか。かえってご近所の人たちのほうが、「あそこの仕出し寿司屋さんが?」て言うくらいなんです。
照寿司=渡邊貴義 のキャラクター作り
渡邊さんは、毎日「照寿司」を「演じて」います。
いつもは、とっても穏やかなお顔をされている渡邊さん。
この厳しい顔つきは悩みぬいて出したスタイルです。
食材や握った寿司を険しい顔をして差し出すその姿は、一番迫力あるし、作りこんだ「照寿司」の姿というべきものです。
あとは、作り笑いができないから。というのもあります。
いかなる時も演じる。という時、いかつい顔のほうが創りやすいというわけです。
お客さんはのれんをくぐると「わぁ本物だ」といって喜ぶそうです。
そりゃ、いつも見ているあのいかつい顔があったら、感激しちゃいますね。
もうそこでお客の心をつかんでますよね。芸能人ばりです。
#sushibae
毎日が真剣勝負。完璧に演じきれているか。お客様に味もパフォーマンスもすべて満足していただけているか。
「手渡しポーズ」も演出の一つです。絵力強すぎ(笑)
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寿司を食べないお客さんに手渡しで「どうぞ」としたところ、お客さんがスマホでそのままの姿を撮ろうとされて、寿司を上げた瞬間があって「これだ」て。
「#sushibae」で発信したところ、2万人のフォロアーができた。お客さんも「sushibaeに会いに来ました」とこられる。
お客さんとの「間」を考える。パフォーマンスの確立ですね。
こういった積み重ねがフォロアーを増やしていったんですね。発想の積み重ねですね。
自分に投資 毎日が勉強
地方だからこそ、出来る事がないといけない。
寿司そのものにこだわり、提供の仕方やサービス、内装すべていつも考えつづけている渡邊さん。
どういう風にパフォーマンスしたら喜んでもらえるか。
食材をどう料理したら、綺麗に美味しくしあがるか。
生ものだけに、細心の注意を払いながらやってみたいと思ったことはやってみる。
素材も良い物を吟味する。自分への投資がお客様へのサービス向上になる。
Instagramもバズらないのは原因がある。他のSNSをみるのも時間の投資ですね。
Instagramのお陰でよいパートナーに出会えたことも大きいと話してます。
ここに動画がありましたので、リンクしておきます。⇒IKKO’S FILMS
羽田空港から戸畑の照寿司までの道なりと、店内での食事風景があります。
このころは、素手で手渡しされてました。今は手袋して手渡しですね。迫力満点ですよ。
しゅのんの総評
あの体格に厳しいお顔。大きな砥がれた包丁。
そこから出される繊細な寿司や料理。
今回は戸畑の照寿司 渡邊貴義さんの
- プロフィール
- パフォーマンスが凄い、ハマる理由
を調査してみました。凄いなぁ、世界から絶賛されるって。
今後の活躍が楽しみですね。

